@article{oai:aino.repo.nii.ac.jp:00000760, author = {本多, 容子}, journal = {藍野大学紀要, Bulletin of Aino University}, month = {Jul}, note = {本研究は、挑戦的萌芽研究「入院中の認知症高齢者の転倒予防をめざした病室内の色彩環境の検証」の発展的研究である。高齢者の転倒は、要介護状態になる原因のひとつであり、予防が重要である。認知症の高齢者は自ら危険回避行動を取ることが難しく、非認知症の高齢者よりも転倒率が高いことが指摘されている。そこで認知症の高齢者のための新たな転倒予防策として、病棟の色彩環境に着目した。本研究は、実際に認知症の高齢者が入院している病棟で、手すりやベッド柵に鮮やかな着色を施すことで、転倒率や転倒状況が変化するか否かを調査し、色彩を用いた転倒予防の実用化を探ることを目的としている。 本研究は、研究Ⅰと研究Ⅱより構成される。研究Ⅰでは、健康な高齢者を対象として、模擬病室の手すりやベッド柵に鮮やかな着色を施し、視線や動作に与える影響を明らかにした。その結果をもとに、病棟内で着色を施す適切な場所を検証した。研究Ⅱでは、実際の病院の認知症治療病棟で、廊下やトイレの手すりやベッド柵等に鮮やかな色彩を着色し、着色前後で入院患者の転倒率や転倒の状態が、どのように変化するかを検証する。現在、研究Ⅰが終了し、研究Ⅱに取り組んでいる。}, pages = {72--72}, title = {認知症の高齢者に対する色彩を用いた転倒予防策の検証}, volume = {32}, year = {2020}, yomi = {ホンダ, ヨウコ} }