@article{oai:aino.repo.nii.ac.jp:00000739, author = {本多, 容子 and 南, 朗子 and 前川, 麻記 and 米澤, 知恵 and 堀, 智子}, journal = {藍野大学紀要, Bulletin of Aino University}, month = {Aug}, note = {看護師にとって患者の死に立ち会い,死後の処置をするのはストレスの高い仕事である。本研究では,看護師の患者の死に関連する噂話や習俗を,看護師の「看取りにまつわるフォークロア」と定義し,これらが看護師の死に対する心理的負担を軽減する役割を果たしているのではないかと仮説をたて,10名の看護師を対象者として聞き取りを行った。その結果,患者の死の時間帯などに法則性や理由を見出そうとする【死の法則の存在】,特定の看護師の勤務時間帯に患者の死が続くことを示す【ツク】,【死の影響から逃れる】,【教科書には記載されていない死後の処置】の4つの語りに分類された。そしてこれらは,日本の伝統的な民間信仰や葬送儀礼と類似点が多いことが明らかになった。看護師達は,患者の死に際し,これらの噂話を通して,死者を悼むと同時にストレスを軽減し,患者の死に適応しようとしていると推察された。(著者抄録)}, pages = {71--79}, title = {看護師達の看取りにまつわるフォークロア 教科書に載らない看取りの語り}, volume = {33}, year = {2021}, yomi = {ホンダ, ヨウコ and ミナミ, アキコ and マエカワ, マキ and ヨネザワ, トモエ and ホリ, トモコ} }