@article{oai:aino.repo.nii.ac.jp:00000735, author = {仲, 律子}, journal = {藍野大学紀要, Bulletin of Aino University}, month = {Aug}, note = {本論文は構造化されていない大学という高等教育機関で,自閉スペクトラム症(以下,ASDという)の積極・奇異型の女子学生と117回に及ぶ面接を行い,人へのこだわりやつきまといという問題行動から,福祉的就労という自立へ向けての経過とその課題を検討したものである。安心・安全を強く追い求める傾向があった女子学生の,重要な他者との愛着という課題を元にして経過を検討し,ASDの愛着関係の形成の過程における問題解決の道具としての役割を担う臨床心理士の存在の必要性を考察した。また,発達障害を持つ多くの学生が大学に進学しているという現状から,彼らが子どもと大人の境界に位置する青年期を過ごす大学という教育機関が担える支援の在り方についても提案した。そして,大学卒業後に待ち受ける社会に適応しながら成人生活を行うために,生まれてから今日まで途切れない支援のバトンを渡し,その移行期を連携によってスムーズに行う重要性についても言及した。(著者抄録)}, pages = {31--41}, title = {安心・安全を追い求める自閉スペクトラム症の女子学生との面接過程 1症例報告から}, volume = {33}, year = {2021}, yomi = {ナカ, リツコ} }