@article{oai:aino.repo.nii.ac.jp:00000718, author = {北本, さゆり and 黒田, 研二}, journal = {藍野大学紀要, Bulletin of Aino University}, month = {May}, note = {本研究は息子介護者が抱いている子どもの頃の母のイメージや,母を含めた家族との関係が介護に与える影響を明らかにすることを目的とした。母を介護したことのある息子10人に半構造化面接を実施し,M-GTAを用いて分析した.結果,息子介護者は成人期以降も母との関係を継続し,【介護できるのは自分しかいない】と感じていた。また,息子介護者は【子どもの頃の記憶にある母の姿】と【介護を必要とする母の姿】を照らし合わせ,母の言動を母の生き様や性格から意味づけていた。そして,【母を介護しているという充実感】を抱く一方で,昔のイメージとのギャップに悩み,【現実としてふりかかる介護負担】と相俟って心理的に追い詰められる危険性を孕んでいた。支援者は,【現在までの母との関係及び介護による家族関係の変化】を把握し,介護者が【現状を客観的に捉える】ことができるよう介護者が持つ資源を活用できるよう調整することが必要である。(著者抄録)}, pages = {25--37}, title = {息子介護者にとって子どもの頃からの母子関係が母の介護に与える影響}, volume = {31}, year = {2019}, yomi = {キタモト, サユリ and クロダ, ケンジ} }