@article{oai:aino.repo.nii.ac.jp:00000695, author = {鍋島, 和貴 and 山口, 求 and 武内, 龍伸 and Nabeshima, Kazutaka and Yamaguchi, Motomu and TAKEUCHI, Tatsunobu}, journal = {藍野学院紀要, Bulletin of Aino Gakuin}, month = {Mar}, note = {研究目的・方法 現在の子育ては育児不安をもつ母親が増えている。その背景には父親のサポートの少なさが原因の1つとなっている。そこで,父親の育児参加は,母親の育児不安の軽減となるか,また,父親の育児参加によるかかわりは,子どもの社会性の発達と関連があるかを検討することを目的とする。研究方法は,父親・母親の調査票と子どもの発達の調査票を封筒に入れて,保育園の保育士から直接調査を依頼する方法とした。結果および考察 重回帰分析の結果,父親の【子どもとの遊び】は,子どもの【社会性の発達】と【運動の発達】に関係を示し,父親のかかわりが重要であることが示唆された。一方,母親の5因子【育児の感動】【身辺自立】【父親役割】【育児ストレス】【ママ友】と子どもとの発達の関係では,子どもの【社会性の発達】【仲間関係】【認知の発達】【身辺自立】【運動の発達】全てに関係を示した。父親と母親の関係では,【家事・育児参加】【子どもとの遊び】【父親役割】【精神的サポート】【しつけ】という父親の全ての因子は,母親の捉えている【父親の協力】と関係があった。また,父の捉える【父親役割】は,母親の全ての因子と関係があった。【子どもとの遊び】【父親役割】といった直接的な子どもへの関わりは,母親の【育児の感動】と正の関係があり,父親の育児への関わりと母親の【育児支援】【ママ友】といった他者のサポートには負の関係が見られた。結論 1.子どもと遊ぶという父親の育児参加は,子どもの社会性の発達と運動の発達に関係を示した。2.父親の育児参加は,母親の育児の感動につながり,また,育児における他者のサポートの必要性を軽減する。(著者抄録)}, pages = {41--53}, title = {父親の育児参加と幼児期子どもの社会性の発達に関する研究}, volume = {28}, year = {2016}, yomi = {ナベシマ, カズタカ and ヤマグチ, モトム and タケウチ, タツノブ} }